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理論は、一つの型に過ぎない


武術における究極の構えは、「自然体」と言われることがあります。

自然体とは、相手のどのような技に対しても
反応できる体勢です。

しかし、素人がいきなり自然体で構えても、
ボコボコにやられるだけです。

素人が上達するためには、
まず基本的な型を身につける必要があります。

そして、さまざまな相手に対応できるよう
技の幅を広げるために
いろいろな型を身につけていきます。

しかし、型を身につけるということは、
同時にその型にしばられることでもあります。

だから、達人になるためには、
身につけたあらゆる型を壊していく必要があります。

コミュニケーションに関するあらゆる理論に
これと同じことがあてはまるでしょう。


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守・破・離


前回の記事で、
自分で試行錯誤しながら
自分なりのやり方を確立していく必要があります。

と書きました。

しかし、いきなり、最初から自分なりのやり方を確立する、というのは
しんどいでしょう。

その場合は、自分の師匠ともいえる人を決めて、
その人のやり方を真似る、というのが早道です。

ただし、その時、注意すべき点は、
師匠を決めたら、師匠のやり方を全面的に真似ることです。

基本的には、そこに自分の価値観を持ち込んではいけません。
自分にとって都合の良いところだけを取り入れようというのは、
甘い考え方だと思います。

なぜなら、
良いとこも悪いとこも含めた全体のバランスが、
成果につながっているからです。

だから、
まずは、師匠のやり方を全面的に真似て、
ある程度できるようになってから、
自分の価値観を取り入れ、独自のやり方にしていきます。


どうすれば速く「型」を身につけられるか


おそらく、それは、何かを学ぶとき、
どれくらいアホになれるか、
だと思います。

この「アホ」という言葉を別の言葉に言い換えると、
どれくらい
何も知らない状態(純粋な状態、生まれたての赤ちゃんのような状態等)
になれるか、だと言えます。

既に習得した「型」に縛られていては
なかなか、新しい「型」は身につけられません。


「聞くだけで英語を習得できる」という英語教材が売れているようですが、
もし、赤ちゃんのような状態になれるのであれば、
その教材は効果があるでしょう。

しかし、学ぶ上で、いろいろな思考(日本語)が
どうしても頭の中を行き来してしまうという人は、
その英語教材は効果がないのでは無いかと思います。


型にはまり、型を崩す


人間は、生まれた後は、社会で生活していけるように、
親や教師その他の人々からいろいろなことを学びます。

それは、社会で生きていくための「型」を学んでいる、
と言えるでしょう。

そして、多くの「型」が無意識(体)に落とし込まれていきます。
(その代表的なものは、言語でしょう。)

しかし、成長するにつれて、
あるいは、周りの環境が変化するにつれて、
それまでは、社会で生きていくために必要であった「型」が、
自分を閉じ込めてしまう「型」、つまり制約になってしまうこともあります。

そして、変化に対応したり、自分を成長させたりするためには、
古い型を壊し、新しい「型」を身につける必要が生じます。

絶対に正しい「型」は存在しません。
どんな「型」が良いかは、自分の目指すものや環境との関係で
その時々で変わっていきます。

武術の達人が最終的に行き着くのが、
「自然体」であるのは、そういうことだからでしょう。



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