言葉から相手の得意な感覚を知る


人間がものを考えるとき、
映像でイメージして考える人もいれば(視覚)、
言葉を筋道立てて論理的に考える人もいるでしょうし(聴覚)、
フィーリング(体感覚)を大事にする人もいます。

そして、人間が考えていることは、
その人の言葉(言語)や、
表情や声の抑揚や体の動き等(非言語)に現れます。

ここから、その人が主にどの感覚を使って、
ものを考える人か、が推測できます。

例えば、何かを「理解した」ということを表現する場合、

映像イメージでものを考える人は、
「クリアになった」とか「見えた」等と表現するかもしれませんし、
論理的に考える人は、
「筋が通っている」等と表現するかもしれませんし、
フィーリングで考える人は、
「腑に落ちた」とか「つかめた」等と表現するかもしれません。

そして、
相手の感覚に合わせた言葉を使うことで、
意思疎通がスムーズになります。


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乗り鉄、撮り鉄、録り鉄


鉄道マニアは、通称「鉄ちゃん」と呼ばれますが、
細かく分けると、

撮り鉄  : 鉄道に関する写真を撮ることを好む人々
録(と)り鉄: 鉄道に関する音を録音し、聴いて楽しむことを好む人々
乗り鉄  : 列車に乗ることを好む人々

に分かれるようです。

そして、これらはそれぞれ、

撮り鉄・・・視覚
録り鉄・・・聴覚
乗り鉄・・・体感覚

と五感の各要素に対応しています。


人間は、外の世界の情報を五感を通じて認識するわけですが、
このように、人によって、どの感覚を好むのかに違いがあります。

もし、コミュニケーションの相手が好んで使っている感覚がわかれば、
その感覚を使ったコミュニケーションを行うことで
その人とより良い関係を築くことが出来ます。


地図は土地ではない


人間は、決して、ものごとをありのままに
見て、聞いて、感じることは出来ません。

人間は、意識的に、あるいは無意識のうちに
見るもの、聞くもの、感じるものを選択しています。

そして、そのようにして
見えたもの、聞こえたもの、感じられたものに反応して
感情がわき上がったり、ものを考えたりしています。


人間にとって、
その人が、意識的にせよ無意識的にせよ
見たもの、聞いたもの、感じたものが
その人にとっての現実(世界)です。

だから、
その人の見方、聞き方、感じ方が変われば、
その人にとっての現実(世界)も変わっていきます。






何かを認識するためには、視点が2つ必要である

お星さまは昼間も空で輝いていますが、見えません。
それは、周りが明るいからです。

夜になって、周りが暗くなると、お星さまが見えるようになります。

これは、夜になって、お星さまが出現したわけではありません。

ただ単に、
もともとそこにあったものが見えるようになっただけです。


このように、何か(お星さま)を認識するには、
それと違うもの(周りの暗さ)が必要になります。

「今の自分」に変化を起こしたいと思っている場合も、
「今の自分」だけを見ていたのでは、変化は起こせません。

「理想の自分」など、もう一つの視点が必要です。

「今の自分」と「理想の自分」を比較することにより、
既に持っている資源(活かせるもの)と
これから身につけるべきもの、がわかります。

特に、既に持っている資源に気づくことが重要です。


人はだれでも自分で望むものを市場から得る

スーパートレーダーであるエド・スィコータの有名な言葉。

「勝とうと負けようと、人はだれでも自分で望むものを市場から得る。
なかには失うことが好きなように見える人もいる。
そういう人は、お金を失うことで望むものを手に入れているのだ。」
                - 「マーケットの魔術師」から



トレーダーであれば、誰もがお金を儲けるためにトレードしている、
普通、そのように考えられるが、そうではない、とのこと。

もちろん、トレーダーは皆、顕在意識では勝つことを目指している。
しかし、無意識では、必ずしもそうでない。

人は、心の底から求めているものを認識しているとは限らない。

最終的には、人は無意識が望むものを得るように行動する。
その結果、自分が意識的に求めていたものを失うこともある。


コーチングやカウンセリング等においても、クライアントの言葉を
そのまま信じてはいけない。

クライアントが本当に望むものを知るには、クライアントの無意識と
コミュニケーションする必要がある。