目的を持たないロボットは物を認識できない


人間酷似型ロボット研究の第一人者 石黒浩氏の著書からの引用です。

たとえば、椅子を認識するには、世界中のあらゆる椅子の形を
コンピュータに教え込まないといけない。
一方、人間は果たしてそのようなことをしているのだろうか?
人間は自らの体を通した経験をもとに、
ある程度心地よく座れるものを椅子として認識する。
初めて見る椅子であっても、それを椅子と認識できるのである。
すなわち、人間は体を使って物を認識するために、
画像に映し出される形だけにとらわれないで認識できる。
座れるかどうかという認識の目的をもとに、
必要な特徴に注目して、より一般的な認識が可能である。
コンピュータが人間と同等の認識能力を持つには、人間と同じように、
環境の中で動き回り、物に触れる体が必要となる。

        - 「ロボットとは何か-人の心を映す鏡」から引用


動画:コドモロイドとオトナロイドの動き
http://www.youtube.com/watch?v=XF3AsYuw2k4


スポンサーサイト

コメント

非公開コメント